タイトルの通りです。笑
イラストを描こう!はじめよう!と思ってからおおよそ1年が経過しました。
ありがとうありがとう。世界中のみんなありがとう。みなさんがくれる『いいね』がいつも励みになってます(直球)
飽きっぽい僕がこんなに続けられるとは思ってもみなかったです(テンプレ)
半分冗談はさておき
今日は僕がずっとやってみたかった、1年間の変遷をゆるゆるっと振り返るやつをやろうと思います。いえーい。
はじめて描いたルビィちゃん。可愛いですね。この頃はキャラの描き方も分からず、写真の角度と加工で誤魔化してました。笑
おっしゃイラストを描こう!そんでTwitterにあげよう!!と思ったのは、大好きなラブライブ!サンシャイン‼︎ がきっかけでした。2ndライブの衝撃を受け、自分も生産的なオタクになりたいな〜と思ったんですね。
雑誌見てグッと来てガッと描いたインフェルノフェニックスのおふたり。お気に入りです。
Twitterにアップしよう!と思ったのは正当な評価が貰えると思ったからでした。
「赤の他人」に見てもらって、「いいね」されれば『(あ〜僕の描いたイラストっていいもんなんだ…嬉)』と思えるかなぁ、なんて考えたんです。この頃は特に自己評価が低かったんですよね。
Twitterにアップし続けることで、自身の成長を見たかったからってのもあります。
はじめてTwitterにあげた2期6話のカット。この千歌ちゃんを見つめる2人のカットが大好きなのです。
はじめはもうドッキドキでした。今はあまり無いですけど、『僕のイラストで不快感を抱かれる方がいたらどうしよう…』とか考えていましたね。
鞠莉ちゃんとあいにゃ。はじめて色鉛筆を使って塗ってみた作品です。100均で買ったやつでも、こんなに命が宿るんだ…!と思って興奮したのを覚えています。
この頃には2期の放送が終了し、とにかくこの感動やイメージを具現化したいという一心でガリガリ描いてました。『キャラクターデザイン』の本なんかを買って、身体の構造とかを勉強しはじめたのもこの辺ですね。この頃が1番描いてたんじゃないかな。
3年生ズ。これ実は他の作品のトレスなんですけど、はじめて綺麗に自分のイメージを具現化できた思い入れのある作品です。
この辺から「キャラのイメージをそのまま絵にしたい」と強く意識するようになりました。脳内にあるイラストをそのまま吐き出したい欲しかありませんでしたね。
さて、このへんから僕の中でシリーズ化しつつある『お誕生日イラスト』編が始まります。
2018年2月10日、果南ちゃんの誕生日イラストです。色鉛筆で綺麗に色が塗れてにっこにこでした。はじめて沢山の人から反応を頂いて嬉しかったのを覚えています。内緒ですが、下に書いてる『HAPPY BIRTHDAY』のスペルが間違っています。恥ずかしい。笑
TLでよく見る「◯◯ちゃん生誕祭20××」に僕も参加したい…!Aqoursちゃんひとりひとりをお祝いしたい…!という一心で描きました。このときは、まさかシリーズ化するとは思わなんだ。
2018年2月19日、降幡さんのお誕生日イラストです。おめでたいですね。こうして彼女の記念日に描けたことが嬉しかったです。
ライブ会場なんかでフラスタを見かけたときから、キャラ×キャストのイラストを描きたいと思っていました。絵描きさんによって2人の立ち位置やポーズが違って面白いんですよ。キャラ×キャストの立ち方や雰囲気から、2人の関係性を伺えるみたいなんですよ。
2018年3月4日。花丸ちゃんの誕生日です。彼女が戻るセカイに、Aqoursが沢山いたらいいなぁなんて思いながら描きました。
イラストを描く前にはまずテーマを決めます。キャラの「性格」「言動」「イメージ」などからテーマを決め、その後テーマに合った構図を考えます。
構図は……描きたくても描けない構図が多く、しかたなく路線変更したものが多いです。悔しいけど、こればっかりは練習あるのみですね。
2018年4月17日。曜ちゃんのお誕生日です。季節が一周し、段ボール箱の上でなくても同じ目線に立てた曜ちゃんを表現してみました。
この頃は就活真っ只中で、履歴書を書く合間に描いていました。当日に祝うのが僕のポリシー。でもクオリティも落としたくない…
もっとすばやく可愛く描きたいな〜なんて考えていたとき、自らの思考の危険性に気づいたんです。
これなんですよね。「好きだ」とか「祝いたい」って気持ちがいちばん大事だと思うんですよ。どんなに地味でも不器用でも、お祝いしたい気持ちがあればいいんですよ。その「気持ち」が綺麗に表に出るか出ないかの話ってだけで。
でもなんというか、こういう思考が出来たことが素直に嬉しかったです。
この作品やこの作品を通して出会った人たちから学んだことが、イラストづくりを通してちゃんと僕の中に浸透してるんだなぁなんて思いました。
はじめてコピック(水彩色ペン)で色を塗ったルビィちゃん、お気に入りです。
そろそろ次のステージに進みたかったので、"コピック"に手を出し始めました。コピックは1本200円とかして高いんで、全部100均で揃えましたよ(ニッコリ)
色を塗るようになってから、イラストを描くときの工程を意識するようになりました。
ざっくりとですけど
1.下書き(ラフ)
2.ペン入れ(線画)
3.色塗り
てな感じで描いてます。
おそらく定番の順番ですね。身体のバランスとかしっかりさせたいので、下書きは特に気合いを入れて描きます。ここで全てが決まるくらい大事な工程だと思うので、ウン時間かける時もあります。
ちなみに僕はペン入れ(線画)が好きです。無が有になる瞬間がたまらないんですよね。
コピックで色を塗った花丸ちゃんです。う〜ん、難しい。
コピック、なかなかイメージ通りの色になってくれなくて難しいんです。重ね塗りすりゃいい感じになるんでしょうけど、せっかく綺麗に線画が描けても、色塗りミスると台無しになっちゃうから、失敗するのが怖くなっちゃって…
"100均コピック"から使い始めたので、ハードモードからのスタートになってしまったのも原因だったと思います。
そんなこともあってか、当時、ちょっとだけコピックに苦手意識を持っちゃったんですよね。
フォロワーさんに提供したイラスト。夢で梨子ちゃんの夜空を照らしたい千歌ちゃんです。彼のイメージ通りのものに作品を仕上げられことがすごく嬉しかったです。
逃げの水彩画。
…と、いうわけでもなく、もともと水彩イラストを描きたかったのでチャレンジしてみました。結果、満足いくものにすることができましたね。
絵の具もパレットも筆も紙も全て100均で揃えました。やはりちょっと使いづらいですけど、100均でも十分な作品が作れるもんだな〜と感心しきりでしたね。
2018年6月13日、鞠莉ちゃんのお誕生日です。ずっとNew winding roadを聴きながら描いてましたね。これから先の人生を、自らの手で選択してゆけるであろう彼女の強い意志をイメージしながら描きました。当時、フォロワーさんから「泣いた」と連絡が来て、僕も泣きました。
僕、透明水彩ってのを使ってるんですが、それがまた絶妙な風合いでいいんですよ。柔らかくて爽やかで。
多分100均のじゃなかったらもっといいものができるんだろうなぁなんて思いつつも、自身が満足できる作品に仕上がったので「人間が神から与えられたものは"想像力"なんだなぁ」とか考えてました。笑
この頃には透明水彩イラストの動画ばかり見てて、将来定年したら絵を趣味にしたいなぁとか考えてました。まだ働いてないけど。
2018年7月13日、善子ちゃんの誕生日イラストです。堕天使としての彼女と、現実、そして彼女がAqoursからもらったものを、壁画アートを取り入れて表現してみました。
1枚目は僕の推し中の推しである降幡さんが描かれた善子ちゃん(かわいすぎ)。2枚目は「そういや全力で笑った善子ちゃんてみたことねえな…」と思い、当日の夜に描いてみた善子ちゃんです。
ちょうど全力笑顔(困り眉)善子ちゃんを描いていたとき「善子ちゃんは困り眉だよね〜」と言ってイラストをアップした降幡さんの言葉に驚きました。推しと感覚を共有できた気がして嬉しかったのをよく覚えています。
最近いい感じにイメージを形に出来てんな〜なんて思う反面、色塗りばかりしていたので「そろそろ…線画を…線画をクれ……」などと線画のことばかり考えていました。線画を描かないとイラストを描いた気になれなくて、なんとなく上達している気にもなれなかったんですね。
2018年8月1日、千歌ちゃんの誕生日です。 彼女が歩んだSTORYを、沼津・内浦の景色と共に表現してみました。渾身の一作です。
これ、試作を作った段階で「やっちまった…」って声を漏らしてしまったんですね。めちゃめちゃいい作品作ってしまったなと。超絶自画自賛マンでした。
イラストを描いてるときはめちゃくちゃポジティブになれます。「え?嘘だろ可愛くね???」とか「うっま!かわいい!!どうしちゃったの自分?」とか「自分神絵師になっちゃったノォ!?!!??」とか描きながら言ってます。思い返せばかなりキツイですけど気持ちいいです。自分を1番認めてあげられるのは、やっぱり自分ですからね。
2018年9月12日。大好きなユメノトビラ衣装のことりちゃんでお誕生日をお祝いしました。
2次創作イラストあるある。
色塗る前の方が気に入っている(マジで)(伝われ)
これよくあるんですよ。「(え…かわいいな…これ色塗るのもったいなくね…?)」みたいなのが。よくわかんないんですけど。
あなたはどっちのことりちゃんが好みですか? ちなみに僕は色を塗ってない方のことりちゃんです。
このとき新ブキである「丸ペン」を使って描いてみました。太さも0.05mm〜8mmの5種類あるので、立体感を出しやすいです。髪の毛の質感とか表現しやすくて大興奮でしたね。ちなみにそれまでは「ジェットストリーム」というボールペンで書いていました。
"コピック"にも再チャレンジしました。今回はいい感じに塗れて大満足でしたね。
2018年9月19日、梨子ちゃんの誕生日イラストです。桜色とAqoursの色がピアノの中で混ざり合って、再び歩みはじめる彼女をイメージして描きました。
水彩絵の具で描きました。乾いた後に重ね塗りすることで、前の色を殺さず、美しい透明感を保つことができます。
めえっちゃ気に入ってます。
2018年9月21日、ルビィちゃんのお誕生日イラストです。可愛いよね。
とにかくかわいい(自画自賛)
誕生日イラストとして公開しましたが、実はこのイラスト、代替案でした。もいっこ描きたいイメージがあったんですけど、ちょいと忙しくて描けてませんでしたね、無念。
気が向いたら描きますかね〜。
さて、イラストを書き続けて季節が1周しました。いかがだったでしょうか?
僕はどれも楽しみながら描いてました。時間を忘れるとはこういうことを言うんでしょうね。
イラストが上達することが目標のひとつだったのですが、個人的に上達した感覚はありません。どちらかと言えば、表現力がアップしたようには感じますね。
それでは最後になりますが、この1年間の活動を振り返って、感じたことを簡単にまとめようかと思います。
① まわりの評価を気にしなくなった
それこそはじめのうちはいいねだのRTだのに一喜一憂していましたが、半年もすると数字にこだわらなくなっていました。自分のイラストへの評価基準が「相手」から「自分」になったのだと感じましたね。
これは描き続ける中で「推しを可愛く描きたい」以外の感情が削ぎ落とされていったからなように感じます。というのも僕が世に投げたイラストの中には「や、もっと可愛く描けたな…」とか、「あそこああすればよかったな…」なんて出来栄えに納得していない作品がいくつかあったのです。
自分の欲 > 周りの評価
という考えが、自然と身についていたんですね。嬉しいことに。
もちろん今でも、フォロワーさんの反応があることが嬉しいことに変わりはありません。励みにもなりますしモチベにもつながります。リプライが飛んでくるのなんてありがたすぎてヤバイです。わざわざ手間かけてフリックしてくださってありがとうございますぅ…って感じです。そして願わくばこれからもいいと思ったらいいねしてほしいです。(←これが言いたかった(賄賂))
②生み出した作品よりも、作品を生み出す過程に興味を持った
簡単に言えば「完成したイラスト」よりも、「イラストを描いている時間」の方が楽しい。ということです。
僕は自分だけの評価基準を身につけるのと同時に、出来上がった作品にはあまり執着しませんでした。少し乱暴な言いかたをすると、世に放った作品に興味がなくなっていったんです。
もちろん大切にしたい作品もいくつかはあります。でも、それよりかは、「早く次の作品に取り掛かって綺麗な絵を描きたい!」「次のイラストの構想はこんなだから、まず資料を集めよう」「前はここで失敗したから、今回はこっちの手法でやってみよう」といった「作品づくりの過程」を楽しむことに興味を持っていたのです。
もっと広い視点で見れば、今このブログで綴っているように「イラスト上達の過程」をみるのが楽しい、なんてのにも気づいたわけですね。
そんでこの気づき、最も影響を受けたのが「就活」でした。
僕は今まで、特に夢もやりたいこともなく、ただただ "理系" という理由だけでぼんやりと技術職に就こうかな〜なんて考えていました。今やってることが、いわゆる「ものづくり」というやつで、別に嫌いじゃないし今後も続けていくかな〜。なんて思いを持ちながら就職活動に臨んだわけなのですよ。
「ものづくり」と一口に言ってもたくさんの職種・企業が存在します。日常に溢れる電子機器やら伝統工芸品まで、幅広い分野が存在する中で、ハッキリとした"道"というものが、僕には見えていませんでした。しかし、僕が続けてきた「イラスト制作」という活動が、1つの感情を産み落としてくれたのです。
自らの管理のもと、ものづくりに携わり続けたい。
大きな組織に属してしまうほど、自分の担当範囲というものが狭まってしまう製造業の世界で、僕は「長いスパンでものづくりに携わりたい」と思うようになりました。次第にそういった企業を志望するようになり、様々なご縁があって、無事自分の希望する企業から内定を頂きました。
思えば幼い頃は、外で遊ぶよりも、中でレゴブロックやらお絵かきやらをしている少年でした。きっかけは単純だったかもしれませんが、イラスト制作が過去を省みるチャンスを与えてくれ、今を創り出してくれた、というわけですね。
うん、なんか志望動機みたいになっちゃったからもうやめよう。
まぁ、イラスト制作が人生を決めるひとつの指標になったというわけです。
③好きなものを好きと言えるようになった
これが一番です。
僕は自分の好きなものや好きな人、好きなことについて、素直に「好き」ということが本当に苦手でした。
僕の好きなラブライブ!サンシャイン‼︎を、例に出します。
ラブライブ!サンシャイン‼︎好きだけど深くは知らないし…(語る資格ないよね…)
推しについて語りたいけど、もう知ってる人もいるだろうしなぁ…(言っても笑われるだけだし…)
みたいな感じで、どこかで相手の目を気にして誰かと比較していたのです。おそらく、何かを好きと言うことに「資格」のようなものが必要なのだと思っていたのでしょう。
自分の感情なのに人の目を気にするなんて馬鹿げてるでしょう?でも僕は、そんなありもしない妄想に怯えているクソザコだったわけです。
しかしここは
そんな世界ではなかった。
んですよね。どんな感性をも、どんな人生をも受け入れてくれる人たちがいたんですよここには。少なくとも、僕の周りに人はそんな人がいました。そんな人たちばかりでした。そして、こんなチンケな僕の感性を受け止めてくれたのです。
だから、ここでひとつお礼を申し上げたい。
僕を肯定してくれて、ありがとう。
…え?そんなつもりは無いって?
いえいえめちゃくちゃ救われてるんです。
知らず知らずのうちに、僕を救ってくれているんです。こんなに自分の感情に素直になれたのは作品だけのものではありません。作品を通して出会った「あなた」が僕をここまで導いてくれたのです。
僕はまだまだスタートラインに立ったばかりです。1年をかけて、ようやく好きなものを好きと言えるようになった。ようやく人並みなのです。
時折、心優しい方が僕のイラストを見て「こんなイラストを描くだなんてすごい人だ」なんて声をかけてくれることがあります。しかしそんなことはありません。僕はようやく、好きなものを好きと言えるようになっただけのただのオタクなのです。同じものが好きな仲間たちと一緒に、好きを叫べるような存在になりたかっただけなのです。
この1年の活動が、"輝いてる"ものだったなんて言う気は毛頭ありません。と言うか特に"輝く"とかってほどのもんでもなし、これからも続けてゆきたい趣味のひとつでしかありませんからね。
それでも、楽しみながら描き続けることで、"輝き続けたい"気持ちは少しあります。笑
こうした"趣味"を通じて人生を変えていくのも、なかなか面白いな、なんて今では思いますね。
2018.10.03
ぶれぶれのジョニー
(((((( c(・ω・()・ω・)っ)))))