ハイパーシコシコ自分語りうどん部

†お会計時に渡されるクーポン券は食器返却のときそのまま捨てがち†

島々で感じたこと

 

最近のぶれジョニはオタク活動の有無にかかわらず、日本全国、ひいては海外を旅することが多くなりました。

 

遠征先はたいていTOKYOなんですが、僕が今身を置く環境では出張が結構多くて、いろんなところを見させてもらってるんです。いやはや自分の住んでいない街を歩き回るというのはなかなか面白いもので、学ぶこと知ること気づくことが多いんですよね。

 

今日はその最近の遠征で知ったことや感じたことを簡単にまとめようと思います。まぁなんだ、"忘備録"ってやつです。たまたま全部の行き先が"島"だったので、島くくりでまとめてみました。

 

 

屋久

9月の中旬ごろ屋久島に行ってきました。学会の参加ついでです。

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目的は『縄文杉を見る』というものでした。

全長往復22km。総時間10時間超のコースを登ったり下ったり。普段からオタク遠征で無尽蔵ムーブをかましてはおりますがかなりキツかったです。途中道じゃねえだろ…なんて思うところを歩いたり、命の危険を感じる瞬間もありましたが、なんとか無事縄文杉を拝むことができました。

 

月並みな表現ですが、とても感動しました。縄文杉のあまりの大きさにウオオオ!!!って叫んでしまいました。疲労もあってか、心から身体から湧き上がる感情を声にせずにはいられなかったのです。これを感動と呼ばずに何と呼ぶのでしょう。

不思議なもので、縄文杉を見た瞬間に疲れが吹き飛びましたね。「人は自然に勝てねえんだなぁ」なんて身をもって感じた瞬間でした。オレ、シゼント、ナカヨク、スル。

 

 

まあそんなオタクが屋久島トレッキングしたことはどうでもよくてですね。実はもっと魅力的でお伝えしたいことがあるんですよ。

とりあえずコレを読んでみてください。

 

思えば、あの時…
ふと、そう思う事がある。

あの時 声をかけていなければ
私はこの人と こうして歩いていなかっただろう。

と、言うことは…
この人の向こう側にいる
あの人やこの人 沢山の人達とも
出逢えなかった事になる。

人生は 人との繋がりで
出来ている様な物だ。

あの人に声をかけていなければ、
今の私の人生は 違った物になっていた。
あの人がいなかったら 今の自分の幸せなんてなかったのだから…

世の中には 沢山の糸があふれている。
その糸を手に取り 結ぶことで
新しい道へと進んで行ける。
沢山の糸を 結ぶだけではなく
やさしく心を込めて紡いで行けば
きっと、幸せは無限に広がって行く。

だから…

今日も私は
沢山の糸を
結び 紡ぎたいと思う。

 

縄文杉トレッキングする前夜に立ち寄ったメシ屋の玄関に貼ってあったやつです。ちょうど居酒屋のトイレにある「親父の小言』みたいなやつですね。僕はこいつから目が離せなくなってしまいました。

 

妙に説得力があったんですよね。

というのも、このお店の壁のいたるところに家族写真やらお客さんの写真やらが貼ってあるんですよ。いろんな笑顔に混じって、店主さんの家族が増えてく様子がうかがえて。僕が写真を眺めてるうちにも、地元の方がメシを食べに訪ねてきたりして、こうして糸を紡いでいくんだな〜ってのが直感的にわかったんですよね。

 

屋久島、こう言っちゃアレですけど何もなかったんですよ。島の周りをぐるっと1周する道路があって、その脇にぽつぽつ民家がある感じで、あとは草木が生い茂ってる。スーパーも飲食店もほとんどないし、コンビニなんてもってのほかです。このメシ屋もホテルの周りを這いずり回って見つけた一軒でした。

 

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だからこそでしょうかね。こうして人と人が近い距離で関わり合って暮らしていて、結ぶ糸が強固でほつれないんだろうなってのを感じたんです。めちゃめちゃ親しげだったし。よそ者の僕が居てもいいのかなって思うくらいのアットホームな雰囲気で、ちょっと羨ましいなって思ったりしてました。

 

 

そんで僕は僕で、コレを読んで真っ先に大好きなラブライブ!サンシャイン‼︎を追いかける中で出会った方々の顔を思い浮かべてたんです。今の僕があるのは、紛れもなくその方達の存在ありきですし。

ネットの世界に身を投げると、性別も年齢も超えた方々と知り合うことができます。それはなかなかすることの出来ない経験であり、時に自分を成長させてくれます。そのため僕は"出会い"というものを無限に信頼しています。

 

そのためこの文章を読んで確かに僕も"糸"を感じたんですね。掴むも離すも自由なその糸を、僕も1つ確かに握っていたんだなという実感を得ることができて、自分は幸せ者なんだと嬉しくなっておりました。恵まれてるんすよな〜〜〜。

 

そんなこんなで、素敵な言葉に出会ったというお話でした。縄文杉を見るための道のりと同じくらい印象に残った言葉でしたね。

 

 

小豆島

10月の中頃、オリーブの産地としても有名な小豆島に行ってきました。実写映画『魔女の宅急便』のモデルにもなった島です。

 

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キキになりました。

 

おわり。

 

 

台湾

島と形容するのもなんかアレなんですけど、先日女子大生が海外旅行で行きそうな国(偏見)No.1の台湾に行ってきました。こちらも学会へ参加するためですね。

 

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台湾最大の港湾都市である高雄市っつーとこに行ってきました。暑い。

 

僕は英語をほとんど話せないんですけど、僕が好きなシンガーソングライターの高橋優さんが『きっとこの世界の共通言語は 英語じゃなくて笑顔だと思う』と歌う魂を心から崇拝しているので、その言葉を信じて笑顔で観光してました。

そしたら大体店先で客引きしてる台湾の方々が日本語話せてびっくりしました。

 

 

やっぱ笑顔って大事だわ。おわり。

 

 



…いやいやいや『おわり。』じゃなくて。

基本的に日本語と英語でやり過ごしていたんですけど、どうしても言葉の壁を感じる時ってあったんですよ。でもそんな時あって嬉しいのはやっぱり"笑顔"だったんです。

 

初日の夜に『小籠包食いてえな〜』ってなったので、台湾庶民の憩いの場である「夜市」に行った時の話です。路端にはよくわからん食べ物を販売する屋台がひしめき、その奥ではワイワイガヤガヤ食事をしている高雄市の皆さんがたくさんいる場所。そんな「夜市」に僕と同期は繰り出しました。

 

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僕のすぐ脇を2人乗りの原付がビュンビュンすり抜けてゆきます。怖い。

 

『(ひょええ〜〜〜下手に手を出したら腹に当たりを引いちまう〜〜〜)』とか考えながら、読めない中文とにらめっこして歩き回ります。

店主っぽい人にコレは何?って聞いても中国語で話されるから分からず、これはチキン?と聞いても首を振るお姉さんに愛想をつかされ「(とほほ〜あたしゃもう何を食べたらいいか分からないよ…)」と脳内ちびま◯子ちゃんが呟きはじめた頃、同期のキートン山田が『あそこにあるではないか』と神のようなお告げを授けてくださいました。

 

あった!小籠包!!!

 

それは店頭に並んでいました。(写真はナシ)

だどたどしい英語で注文をし、なんて言ってるか分からない中国語とジェスチャーで卓まで案内され、待つこと5分。
それはやってきました。

 

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小籠包〜〜〜♪ 1ケースで60元。日本円で約240円です。

 

 

なにこれうっっっっっっっっま!!!!!!?!??!!!!!

 

小籠包うますぎンゴでした。もちもち皮と肉のデュエット。いやそこに野菜と肉汁を加えてカルテットだな。

めちゃめちゃ美味くて。美味い美味い言いながら食べました。こんな美味しい小籠包があっていいのだろうか…。『夜市』+『半野外のロケーション』+『小籠包』の俺的理想コンボノックアウト寸前の僕は感動すら覚えておりました。

 

店内の卓から外を眺める。おばちゃんとその娘っぽいお姉さんが店先で色々売ってます。

 

さらなる感動が訪れたのはその後のことです。食べ終わってから会計に行ったとき、小さな声で『美味しかった…』って呟いたんですよ。そしたらそれを聞いていたお店のおばちゃんなんて言ったと思います?

 

ニコニコ笑顔で『ありがと〜』つったんすよ。手を振りながら。

 

 

いや好きだわおばちゃん。

 

だから僕も『謝謝〜』って言いますよね。ニコニコ笑顔になっちゃいますよね。すげえ嬉しかったすよね。笑顔の魔法だ…とか思いながら、この日はルンルン気分でホテルに帰りました。

 

ただ残念なことに、中国語で『美味しい』って何て言うか忘れちゃったんで、なんとしても『貴方達の作った小籠包はめちゃくちゃ美味い』ってのを伝えたくて、言葉を覚えてから3日目の夜にまた食べに行きました。

 

『好吃。很好吃。非常好吃。』

 

そしたらおばちゃんはまた笑って、ありがとうと言ってくれました。嬉しい。言葉をほとんど介さなくても気持ちが伝わる魔法。笑顔。好きだ…

高橋優氏、ここにありました。『笑顔の共通言語』ってのが…

 

以上。小籠包と笑顔の話でした。

 

 

あとはコンビニに日本製品が半分くらいひしめいててまじか…ってなったり、書店に漫画がたくさん陳列されているのに驚いたり、エ◻︎本は台湾国内で規制されていてしょんぼりしたりしました。

 

文化の違う街を歩くのはとても楽しいです。

 

おわり。

 

 

 

おまけ

高雄市地下鉄で働く高捷(たかめ)少女の皆さんを紹介します。

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運転士の艾米莉亞(エミリア)ちゃん。←推し


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整備士の婕兒(ジェアー)ちゃん。


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駅員の小穹(シャオチョン)ちゃん。

 

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駅員の小穹(シャオチョン)ちゃん。

…と手を繋いで写真撮ったら誘拐犯みたいになったぶれジョニちゃん。

 

 

2018.11.03

ぶれぶれのジョニー

(((((( c(・ω・()・ω・)っ)))))