イタリアを旅しているぶれジョニです。
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DAY4 (3/5)
ヴェネツィアで朝を迎え、10時30分発の列車で一路フィレンツェへと向かいます。フィレンツェまでは約2時間。ちょうど仙台-東京間をやまびこが繋ぐ距離です。
旅程としてはヴェネツィア〜フィレンツェ〜ローマの順で3都市を巡る予定なのですが、偶然か運命か、劇場版ラブライブ!サンシャイン‼︎ The School Idol Movie Over the RainbowでAqoursメンバーが動いた動線と全く一緒なんですよね。神。最後にスペイン広場でHop? Stop? Nonstop!を踊りますからね。毎晩ホテルでダンスレッスンですよ。
列車は、新幹線の4人がけのシートよろしく修学旅行ばりに向き合ったシートでした。真ん中にはテーブルがあって、そこでPC開いてお仕事してるイタリアーノも居ましたね。おっしゃれ〜!!!
駅の電光掲示板は見方がわからず苦労しました。行き先だけでなく、列車の番号やDeparture Time、Arrival timeなども併せて照合した方がいいです。列車も定刻どおり動かないことが多いので注意ですね。
イタリア人、おおらか。
でもそのおおらかさ、好きよ。
フィレンツェ到着ぅ〜…
そんなこんなしてるうちに着きましたフィレンツェ。まずは腹ごしらえ…ではなくホテルにチェックインです。14時〜チェックイン可能で13時にホテルに着いたのですが、部屋に入れてもらえました。
イタリア人、おおらか。
でもそのおおらかさ、好きよ。
荷物を置いて、街へと繰り出します。
フィレンツェの街並みです。ヴェネツィアとはだいぶ違いますね。石畳があって、とても丁寧で整った印象を受けました。さすが歴史的に名のある街。
ファーーーーーwwwwwwでっけーーーーーー!!!!!wwwwwwwwww
フィレンツェのドゥオモとジョットの鐘楼です。街中にデデン、とそびえ立っておりました。どちらもとても大きく、石像や絵画がいたるところに描かれています。鐘楼も5階層に分かれているんですけど、どれも作り手が異なっているため、それぞれ様式が異なっているそうです。よく見たら1段1段模様が違っていて、趣き深しでしたね。
鐘楼に彫り込まれた石像
フィレンツェの石畳。雰囲気は良いのですが、キャリーバッグは引きづらいです。
ジョットの鐘楼から見たドゥオモのクーポラ。街並み、めっちゃ綺麗。460段ほどの階段を登ってここまで来ました。次は460段ほどの階段を降りて、また500段ほどあるドゥオモのクーポラに登ります。
お次にクーポラからの眺めです。
屋根が赤くてキレ〜!!!
お姉ちゃんだ!(僕には見えませんでした…)
とても綺麗でした。ドゥオモ以外の建物は高さが制限されているため、より遠くの方まで景色が望めましたね。よく見ると、ヨーロッパ特有の街のつくりというか、綺麗に区画分けされつつ、ドゥオモを中心に道が伸びているところも確認できました。クーポラでは風がとても気持ちよかったです。
また推しと同じ景色を眺められたことも嬉しかったです。ルビィちゃんが気づくまでライトをチカチカしていたであろうダイヤちゃんのことも想うと、黒澤姉妹が愛おしくてたまりませんね。
ドゥオモのクーポラに登るには予約が必要です(多分)。クーポラは人気のため、入場の時刻を指定する必要があります。僕は出国前に予約をし、バーコードのついた紙を印刷して持って行きました。
金額は20€(約2,600円)。チケットは共通券で、72時間のうちにクーポラ、サン・ジョバンニ洗礼堂、サンタ・レパータ遺跡、ドゥオーモ付属博物館、ジョットの鐘楼の5つの施設を、それぞれ1度だけ入場することができます。
どれをとっても感動するので、是非予約して訪れることをオススメします。
さて、そんなこんなしてるうちに夕食の時間となってしまいました。
この日訪れたのは中央市場。フィレンツェ市民の台所として親しまれている場所です。中には、Bar、ワイン専門店、肉屋、魚屋、SUSHI屋などがあり、どれも全てその場で調理していただくことができます。
この夜は、柔らかな間接照明の中に、沢山の国の人が食事をし、会話を楽しんでいる人が沢山いました。小さなステージでは、演者がアコギ片手に音楽を披露している人もいましたね。とてもよい雰囲気でした。
市場の様子。大変賑わっております。
ハイ!ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナだよ!(比較のために筆者を置きました)
この骨つき肉、めちゃめちゃ柔らかくて美味しかったです。味付けは塩コショウのみというシンプルさですが、溢れ出す肉汁とちょうど良い歯ごたえがベストマッチしてたまりませんでした。『俺、肉食ってる〜!!!』って気分を味わえましたね。
あとこの食堂、とても人がよくて気持ちが良かったです。ビステッカを買った肉屋のお兄ちゃんは説明が丁寧で爽やかだったし、肉を切りさばいてくれた渋い顔したおっちゃんに食器を返すとき『Molto Buono!』って言ったらめちゃめちゃいい笑顔ではにかんでくれたし、Barのおっちゃんにトレイを借りようとしたら『あんた、ウェイターかい? 持ち方が上手だね』って褒められてこのこの〜!!!ってなったっすよね。さすがイタリアのメンズ。口説くのがおじょうずでした♡ えへ♡ ウフフ♡
DAY5 (3/6)
7時と8時に鳴る、街の馬鹿デカい鐘の音で起床です。この日は一日中フィレンツェに滞在するので、昨日行けなかったところに行ってみることにしました。
フィレンツェは割と小さな街なので、有名な観光名所は基本的に歩いて行くことができます。南の方に行くと、山、というか小高い丘になっており、そこからフィレンツェの街並みを一望することもできます。
今日は、南の丘付近の散策がメインです。
区役所前にあるダヴィデ像のレプリカです。フィレンツェのアカデミア美術館と言うところにはホンモノのダヴィデ像があります。今回は行かないのでレプリカで我慢です。区役所広場にはダヴィデ像だけでなく、沢山の石像があっておったまげ〜〜〜でした。石像には筋肉だけじゃなく、血管とかまで詳細に彫り込まれてたのも衝撃的でしたね。
ベッキオ橋というカラフルな名所の橋です。橋の上には高級ジュエリー店が建ち並び、人も沢山いて活気付いていました。てか橋の上に家があるってすごいなぁ。
南東の丘にあるミケランジェロ広場です。きっもちいい〜〜〜!!!この日は天気も良く、15℃前後と暖かかったため最高のロケーションでした。相変わらず街並みが綺麗ですね。これは3年生が眺めてた景色寄りになります。
広場から30分ほど散歩をします。
Aqours3年生が隠れていた別荘と目の前に広がる公園です。劇場版では知り合いの別荘として紹介されていたこのお屋敷ですが、現実ではなんと5ツ星+αの高級ホテルでした。ひょえ〜〜〜!!!
目の前の原っぱも公園みたいになっていて、犬の散歩やただの散歩をしている人が沢山いましたね。とても平和で、僕も原っぱに寝転んで世界平和を願ったりしてました。
平和を願ってたら1日が終わりましたね。お疲れ様でした。
オマケの小話
ミサンガ売りに気をつけろ!
日本人って、基本的に人がいい人種だと思うんです。"人がいい"と言えば聞こえはいいかもしれませんが、ウラを返せば『No』と言えない人種だとも言えます。僕なんか特にそうなんですけど、今回はそんな性質を利用されたタチの悪い出来事に出くわしてしまいました。
あなたは、『ミサンガ売り』という人々のことをご存知でしょうか? 何も知らない外国人観光客にいきなり親しげに話しかけ『これあげる』とミサンガを渡し、受け取った瞬間に金を請求する。なんともタチの悪い商売をしている人々のことです。このミサンガ売りに、僕たちは引っかかってしまいました。
事の顛末はこうです。ホテルにチェックインしてすぐのこと、街に繰り出そうとしたときに、黒人の若い兄ちゃんがいきなり話しかけてきたのです。彼は『Are you Japanese?』とか『僕は南アフリカ出身で5年前からここに住んでるよ』とか言ってたと思います。その間にすかさずハイタッチ。ウェイの所業です。
ぼくはその存在は知っていましたが、フィレンツェではじめて生態を確認し、『あ、コイツがミサンガ売りだ」と確信しました。もちろんここで警戒はしたのですが、ここでひとつ、こう考えてしまったのです。
いや、本当にこいつはミサンガ売りなのだろうか。
ただの気のいい兄ちゃんかもしれないぞ。
そんなことを考えてしまった僕が馬鹿でした。あれよあれよと言う間に手首にミサンガが巻かれ、僕は5€を請求されてしまったのです。日本人って本当に人がいいですよね(主語を大きくするオタク)。別にそこでミサンガを投げ捨てて逃げればいいって話なんですけど、物に罪は無いんでしょうがありません。ミサンガ売りと不毛な押し問答を繰り返し、ラチがあかなかった僕たちは、仕方なく『はい、勉強代』と言って5€払い、その場を後にしました。
そのあと、しばらくの間、同期間では放心状態が続きました。とにかく楽しい旅行で、本当にクソみたいな気分にされましたし、これ以上このような被害を受けたくないと思いました。それから話しかけてくるやつには『No』と言って立ち去ることがベストだ。ということを学びました。あなたも、変な声をかけてくる外国人に注意しましょう。日本語が上手くても基本無視ですよ。
P.S.
この後、麻薬撲滅と言って署名を呼びかけてきた金髪美女に、『お金取らないよね?』と確認をしておきながらも、署名後に5€を寄付するハメになったことは内緒にしときますね。
スーパーのおばちゃんの色気
少し長めの海外旅行で、ご飯をどうするか決めるのは永遠のテーマだと思います。僕たちはフィレンツェの1日目に中央市場で豪遊してしまったので、2日目の夜はスーパーでハムとワインを買って夕食にしようと決めました。そのときのレジでのお話です。
レジの人は30〜40歳くらいのお姉さんでした。身体のいたるところにタトゥーが彫り込まれていて、綺麗なブロンドの髪をした方でした。彼女は座って商品の会計していました。とても機械的で、愛想がいいとまではいかなかったですが、会計のテンポが良く、そんな彼女の姿を横目に僕達も淡々と商品を袋に詰めていました。このときまでは、この方をそれほど強く意識してはいなかったと思います
全ての商品のバーコードのスキャンが終わり、カードで支払いを済ませたときです。
彼女は中指と人差し指で美しくレシートを剥ぎ取り、小さな声で『Thank you』と言いました。
顎を引いて、上目遣いで。
まるでウインクでもしそうなその仕草で。
色気たっぷりの眼差しで。
その姿を見た僕は、まるで下校中にエ◯本を見つけた中学生のように興奮してしまいました。彼女の『Thank you』の語尾には、確実に【♡】が付いていたと思います。ウヒョ〜〜〜これがイタリア美女けぇ!?!???オラワクワクすっぞォ!!!!???状態でしたね。
ウインクを向けられたのは僕じゃなかったのでアレでしたが、スーパーのおばちゃんでこのレベルだと知り、他の人ならどうなってしまうんだとイタリアが怖くてたまらなくなったぶれジョニだったのでした。
旅はまだまだ続きます。
ぶれぶれのジョニー
(((((( c(・ω・()・ω・)っ)))))
2019.03.09