『ヨソはヨソ!ウチはウチ!!』
幼い頃、お母さんからこんな言葉を言われたことはありませんか?
私はあります。自分の主張に何故他人が関与してくるのか、幼いながらに疑問を持ったものです。
なんでそんなことを言えるんだろう。
自分の息子が可愛くないのだろうか。
世界が狭かったあの頃の私にとって、そんなことを言う母はわかってないな。なんて思ったりもしてました。
でもそれって「◯◯君ちはこうなんだってよ!」とか「××ちゃんちはそうしてるんだって!」とかいう『比較の先にある言葉』なんですよね。
私は自分の主張を通したいが為に他者を引き合いに出す。
お母さんは、そんな他人と自分の家庭の状況を比較した上で「比較するもんじゃねえんだよ!」つって私にそんな言葉をかける。
ウチの家庭の事情と、他人の家庭の事情は違う。
わかっていても、認めたくなかったんですよね。そもそも土俵が違うんですよ。
状況が違うんです。
でも「状況か違う」ということを頭の片隅に置いて『ヨソはヨソ!ウチはウチ!』の意味を考えると、あの頃は分からなかった母の言葉の意味が、今なら少しだけわかる気がするんです。
さてさて、今日はそんな比較の話を、福岡公演を通じて得た気付きの点から話してゆきたいと思います。
私は3rdライブ埼玉公演が開催される前までに『君の心は輝いているかい?」という問いかけをヒントに
「笑って彼女たちと会うために、自分のことを精一杯頑張る」
という私なりのラブライブ!サンシャイン‼︎との向き合い方について結論を導き出しました。
実際それまでは自分のことをそれなりにやってきたつもりだったし、埼玉公演の『君の心は輝いてるかい?』では心置きなく『Yes!!』と言えたことがめちゃくちゃ嬉しくて、あ、自分少しはAqoursに近づけたんだな。これからもAqoursと共に歩幅を合わせて頑張っていけんだな。いけたらいいな。なんて思ったりもしてたんですけど、
今日の福岡公演を観て、彼女たちがまた画面の中の遠い存在に感じてしまったんですよね。
勿論LV(ライブビューイング)だったからそう見えたってのが1番の要因なんですけど、LVだからこそ見れた彼女たちの真剣な表情や、熱の篭ったパフォーマンス、MCで流した涙から
彼女たちにとっては1度たりとも同じライブなんてなくて、1瞬たりとも止まることができなくて、ライブを重ねれば重ねるほど、彼女たちが前に進んでるんだなぁってのを強く感じてしまったんです。
そんな輝きを前にして、画面の前の僕の時間が止まってるんじゃないかって不安になってしまって。
進んで成長したと思っていた強さが、弱いものとして浮き彫りになった気がして。
ちょっとだけ悔しかったんですよ。
それなのに、まだまだみんなに支えられて成り立ってるって言ってくれるAqoursのみんなが本当に眩しくて、羨ましくて、
僕も彼女たちみたいになりたい!なんて思ったりしたんですけど、
僕は彼女たちにはなれない。
だってヨソはヨソ。ウチはウチだから。
憧れてるだけだと、それ以上にはなれないんですよね。
そんなこんなで、今回の福岡公演を通して改めて考えを正したわけです。
また今度、LVじゃなくて同じ空間を共有できたとき「笑って会える」ように、
自分のやりたいことに対して、具体的にどうアクションを起こしてゆくか、どういうアクションを起こし続けるかってのを考える段階に来たんだと思います。
Aqoursが見せてくれた弱さから、こんな話をしてみました。
弱さを晒け出せる貴女達は、強い。
まだまだがんばルビィしてきましょ。
いや、福岡公演の話しろよってのな。笑
(またまたありえん降幡さんの虜になったのですよ…しゅき…)
2018.07.08
ぶれぶれのジョニー
(((((( c(・ω・()・ω・)っ)))))