ハイパーシコシコ自分語りうどん部

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ツナガルコネクトがやばすぎてバスになったわね

 

アニガサキ9話の感想記事を書こうとしていたら全身がツナガルコネクトに侵食されて全身がUSB 2ポートのACアダプタになっちゃいました。

 

ツナガルコネクト、めっちゃよいです。

 

 

ちょっとぎこちない言葉が並ぶA,Bメロの歌詞。かと思えば感情が爆発しているサビ。一定のリズムを刻むバス🚍に、切れ味のいいカッティングのギター。色とりどりの電子音は彼女の世界を彩るかのように爆ぜ、耳のあらゆるところから流れ込んできます。無限です無限。無限城です無惨様。神に感謝です無惨様。

 

そもそも「ツナガル」と「コネクト」をひとまとめにした楽曲名がズルなんすよ。

「ツナガル」も「コネクト」も要は「接続」を意味する言葉じゃんすか。それを「ツナガルコネクト」とかいうひとつの造語にしてあげるだけで「別の個体が繋がった状態」を表現しようとしてるの、ヤバすぎる。

USB Type-BとUSB Type-Cは全くの別モンなのに接続できちゃう、みたいな? 璃奈ちゃんをUSB Type-Cだとすると、愛さんはType-Cを無限変換できる変換ケーブルみたいな?ニジガクメンバーがハブみたいな??つまり自力で"想い"を変換する「璃奈ちゃんボード」とか尊さの極みじゃんね????ヤバいな、それ????自分で書いててヤバいと思っちゃった。違うのに同じってなんか人間みたいだね。フフフ。

 

 

閑話休題

 

 

この曲なんか好きだな〜と思ってしまうのは、彼女が「多様性」を歌っているからなのだと思います。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、ひいてはニジガク自体が「自由な校風と多様な専攻」を謳っている存在ですが、彼女たちの物語は、特にその「多様性」に満ちているように感じます。

一人一人のメンバーにフォーカスを当て、彼女たちが抱く悩みや葛藤を1話まるまる使って丁寧に描くお話の構成も。グループとしての舵取りに悩む中で、ソロアイドルという選択をする物語の展開も。

彼女たちの「痛み」も「気づき」も間違いなく視聴者の「誰か」に刺さるものになっているでしょうし、そこで得られた「気づき」は現代を生きる我々にヒントを与えてくれるものだと感じます。そこに差異はあれど。

 

そんな「多様な」物語の中で、「人と違うの、めっちゃ良くね??」って歌ってるのが天王寺璃奈ちゃんなんすね。

自分は人とは違う。それで思い悩み人との関わりを遠ざけてしまったこともあったでしょう。「人とは違う」という「痛み」を人一倍知っているはずなのに、紡ぐ歌詞はポジティブであったかい。

みんなから貰った想いをそのまま書き起こした歌詞は、誰かとの繋がりを大切にしようとしている彼女だからこそ紡げるような、まっすぐな想いが溢れてますよね。色眼鏡を掛けてないというか。「どんなあなたでも受け入れますよ〜」ってな感じで。それは彼女が彼女自身を受け入れていることの裏返しなんすよね。

 

だから「多様性、めっちゃいいじゃん」って高らかに歌う彼女がめちゃめちゃかっこいい。多様な物語の行く末が、それぞれの好きなことで頑張れるなら、新しい場所がゴールだということを直感的に理解している。そんなスクールアイドル性が高いところもヤバすぎポイントで好きですよね。あれ、この子主人公なんじゃね?????

 

アニメを観てると表情で想いが伝わらない分「ありがとう」とか「嬉しい」とか感情を伝える言葉が多い彼女が紡ぐ「ありがとう」の重みを感じられます。あなたにはその重みがわかりますか??おれは分からんです。でもそれでいいと思うのです。彼女が楽しそうならそれでいいの。

 

 

めちゃめちゃ聴き倒しますこの曲は。

璃奈ちゃんを推したいけど「僕は彼女のことを推していいのか…」とかいうめんどくさい感情に苛まれていたぶんこの曲は救いでした。ありがとうツナガルコネクト。ありがとうUSB Type-C。

 

それでも僕はみんなを推してゆくことを諦めません。ニジガクDDは譲らねぇ。おれは全員愛す、覚悟しとけ。

 

なので「圧倒的璃奈ちゃん贔屓の箱推し」ということでこれからやっていきます。よろしくお願いします。

 

 

 

 

ぶれぶれのジョニー

(((((( c(・ω・()・ω・)っ)))))

2020.12.02