5年という月日は、結構長い。
僕は5年前のことをほとんど覚えていない。当時は学生だったから、ただなんとなく学校に通っていたなぁ。とか、バイト、始めたんだっけなぁ、とか。そのくらい。思い出せるのがそのくらいしかないぐらい、平坦で、平凡。
コンテンツとの付き合いがあるとすれば、たまに”先輩”の音楽を聴くくらいで。”つかず離れず”みたいな関係がずっと続いていて。
そして、それでも事足りるくらいにば満足していた。
「助けて、ラブライブ!」
このテーマが公開されたとき、僕は「(おっ新しいのやるんだ)」くらいにしか思っていなかった。コンテンツに"つかず離れず"なんだから、アニメが放映される時が来たら見てみよっかな〜と思うくらい。
コンテンツにどっぷり浸かってる今を鑑みれば、なかなかに笑える話。
笑顔で生きたい。
そう思えるようになったのは、この作品の影響ありきなのだと思う。
どんだけしんどくても、辛くても、心の持ちようひとつで世界をひっくり返してしまう。ひとりじゃ無理でも、みんなとならやれる。
そしてそれは、私達だけじゃない。みんなも同じ。できる。やれる。
ボロボロになっても折れそうになっても、何度も何度も何度も何度も言い続けてくれた。それは、ひとりひとりの心と向き合うかのようで、まるで画面を通して、会話をしているようだと思った。
その輝きに、僕は魅せられた。
そうして気付く。
5年という月日は、意外と短い。
大雪の降りしきる中、彼女たちの音楽を流しながら、3時間以上かけて1stライブのLV会場まで車を走らせたことも。
TVアニメ2期の放映期間中、バイト終わりにLINEを観たら、先にアニメを観た同期がネタバレを食らわせてきたことも。
この作品を通じて出会った人達と一緒の風呂に浸かりながら、人生を語り合ったことも。
5年分の思い出が、この作品と共にあったから。
Aqoursと過ごした時間が、大切な人達との、他愛もない日常を思い出させてくれたから。
毎日を笑顔で過ごしたいと思えた。
平凡だった僕の日々に、突然現れた"君のこころは輝いてるかい?"のMV。
名も知らぬ少女が、バスを降り、坂道を駆け上がる。彼女の横顔は、なんとも嬉しそうで、どこか楽しそう。
何度も何度も繰り返し観ていたら、友達と交わした、多愛ない会話の内容を思い出した。
#ラブライブサンシャイン5周年
— ラブライブ!シリーズ公式 (@LoveLive_staff) 2020年2月26日
本日プロジェクト発表より5年を迎えました。
Aqoursと一緒に駆け抜けてくれた皆さまに、改めまして厚く御礼申し上げます。
不安なときもありますが、これからも一緒に笑顔になれるよう輝きを追いかけていきましょう!
引き続きの応援、よろしくお願いします!#lovelive pic.twitter.com/bdXcecD5Lf
5周年、おめでとうございます。
これからもたくさんの「YES!!」が繋がって、笑顔が溢れる作品でありますように。
「また観てんのかよそれ笑」
「だってなんかいいんだもん、これ」
2020.02.26
ぶれぶれのジョニー
(((((( c(・ω・()・ω・)っ)))))