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自宅で『劇場版ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』を観た感想

 

先日BDが発売された、ラブライブ!サンシャイン!!の映画を観ました。

 

 

何度も観ているにもかかわらず、いつも同じシーンに和まされ、心躍らされ、最後にはいつも劇場で鑑賞しているのと同じように鼻をすすり続けていました。劇場とは違い、自宅では「好きなときに鼻をかめるのはいいことだなぁ」と思ったのが見終わったときの正直な感想です。どこいった作品の感想。まぁいいでしょう。

 

さて、この『劇場版ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』という作品ですが、私は劇場で8回ほど鑑賞しました。

別に『見た回数自慢』とかをしたいわけではないのですけれども、自宅でひとりこの映画を観ていると、いろいろと思うことがあったわけなのですよ。

作品の内容だけでなく、当時一緒に映画を観にいった人とか、鑑賞後に何を語り合ったりしたとか、作品を通じて「当時の思い出』みたいなものを思い出して、感傷に浸ってしまったということです。はい。

 

上映期間約半年、思えばとても長い間、僕たちを楽しませてくれましたね。

 

 

 

2019年の1月4日、劇場版公開初日には、この作品を通じて知り合った友達と一緒に2回鑑賞しました。1回目の上映終了後に、劇場近くのカフェで「あそこ・・・よかったなぁ・・・」「うん・・・」とか「ラブライブ!サンシャイン!!、いいよなぁ・・・」「うん・・・」とか語り合い(?)ながら屍になっていたのをよく覚えています。

2回目の鑑賞後には、新年会と称してせり鍋をつつき合いましたね。おいしかったなぁ。

1月末。休日にひとりで。たしか泣きはらしてからバイトに行った気がします。劇場にいたちびっ子に白い目で見られました。こっちみるな。

2月。1、2回目のときと同じ友人と。ココスに行ったあとに映画を観たんだっけ。ルビィちゃん、ウェイター頑張っててかわいかったなあ。

3月。ずっと一緒に観てきた友人と。僕も彼も4月から社会人になるということもあり、映画を観た後に行った焼肉屋さんではエモに浸っていましたね。「この空は繋がってるから、俺らも頑張ろうぜ」って前を向けるのは、ラブライブ!サンシャイン!!のオタクにとっての義務教育の賜物ですよね。

5月。新宿ピカデリーで最後の上映があるとのことで応募。仕事終わりに劇場へと向かうと、たくさんの知り合いが足を運んでいて、上映前にわちゃわちゃしあっていました。みんな劇場内連番してるのに僕だけ単番だったのは許せません。劇場では見納めだと思っていたので、最後の中学生2人の台詞にやられてしまいました。

5月末。卒業旅行で一緒にイタリアへと行った同期が「劇場版、最後にもう一度見たかったな・・・」というもんだから弾丸で沼津へ。観光&聖地巡礼も兼ねてのプチ旅行でしたが、聖地巡礼後の劇場版の破壊力がすさまじくてボロボロになりました。

6月。5thライブの1週間前に、連番者と。僕がこのコンテンツを好きである理由のひとつが彼の存在であったので、一緒に映画を観れてよかったです。

 

個人的には大学院の卒業間近だったということもあり、日々忙しい時間の合間を縫って映画を観に行ったこととか、卒業旅行で行ったイタリアの思い出とか、そんなこんなを今日の鑑賞では思い出していました。

 

 

よく、「思い出の音楽を聴くと、当時の記憶が蘇る」みたいな話を耳にしますよね。

それ、今だったらなんとなくわかるというか、同じ感情を抱くことが最近は多いんです。歳をとるにつれて思い出は増えてゆくし、自分だけの財産になる。それがとても嬉しい反面、「(もうあの頃に戻れないんだ)」と思うとちょっと切なくなったりもする。

 

「いい作品」は、いや、「自分がいいと思った作品」は、やっぱり自分の感情を大きく動かされたものばかりです。

 

たくさんの思い出を作ってくれたこの作品はもう劇場で観ることは叶わなくなってしまいました。僕ももっともっとこの作品を一緒に観たいなって思った人はたくさんいますし、それが叶わないのは正直切ないです。

しかし、こうしてひとりひとりの手元に作品が届いたことにも意味があって、これからその「思い出」を作ってくれる「宝物」になるのだと僕は思うのです。

 

たくさんの人と一緒に、この作品を観続けてゆきたいなと思いました。

 

 

2019.08.04

ぶれぶれのジョニー

(((((( c(・ω・()・ω・)っ)))))