ハイパーシコシコ自分語りうどん部

†お会計時に渡されるクーポン券は食器返却のときそのまま捨てがち†

2023年 7月 記録

 

 

今年の夏は暑すぎるぜ。

 

 

 

おじさんくさくて嫌なんだけど「(これ○年前より断然暑いよな…)」「(昔はもっと涼しかったろ…)」という感情しか湧いてこないよな。昔はこの暑さすら楽しめていたと言うのに。今ではただ過去に想いを馳せるだけの青春懐古おじさんになってしまった。

 

 

青春といえばじゅじゅ2期始まったねー!2期の過去編は"渋谷事変"に次いで好きな話なのでワクワクしながら観ています。なんかわからんけど演出に青春を全面に打ち出してて最高。強すぎる光は濃い影を落とすんだよな(真顔)。

 

 

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描いた。

 

 

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7月の初めごろ、(オタク)友達と草津温泉に行ってきた。草津は狭めのエリアに飲食店やら宿やらが密集していて巡りやすい!ずっと酒飲んでたぜ!なんかちょっと涼しい(山の上なので)し、サイコーだぜ!!

 

 

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見て。呪術廻戦みたいな饅頭見つけた。呪術廻戦みたいな饅頭、いいね。

 

 

麻雀にハマって既に飽きつつある。めちゃめちゃ面白いボドゲじゃんねこれ。どうして覚えてこなかったんだろうと思いながら飽きつつある。やりたいことが多すぎるんだロン!!(鳴き声)

 

 

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エックス(ツイッター)用の夏アイコンを描いた。お気に入り。入道雲がね〜好きなんですよね〜〜。

 

 

親族の結婚式のため函館に行ってきました。結婚式ってのは本当にいいものですね。バージンロードを歩く花嫁とその父親の姿にどうしても泣いてしまいそうになります。なりました。

バージンロードを歩む父娘、一歩一歩が人生を踏みしめてる感じがしてやまないですね。何を思うんだろう。何を伝えるんだろう。あの瞬間、言葉はいらない気がする。

 

 

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無敵の笑顔で荒らすメディア⤴︎⤴︎

 

 

新しく電子書籍を買った。元々Kindleごとよめ(五等分の花嫁)が積読されていたので最終話まで読んだら、その後2週間ぐらい中野家の5つ子のことしか考えられなくなった。ので感想でも書こうかな。

 

 

 

以下、五等分の花嫁(以降ごとよめと呼称)に関する重大なネタバレ(誰がお嫁さんになるか)を含みます。それでも大丈夫って方はどうぞ。

他のトピックスはないので7月の日記はこれで終わりです!ネタバレ踏みたくない人は来月の日記でお会いしましょう!!アデュー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五等分の花嫁、かなり良かったです。

 

キャラクター:【めちゃくちゃバカでスタイル抜群美少女5つ子姉妹】←これで惹かれない理由ある??

 

物語:結末、こういうハーレム系作品って誰とくっついても波風立っちゃうもんだと思うだけど、最後の花嫁の選択含め自分でも思いのほか納得していてびっくりしました。それまでの経緯含め意外な選択というか、ミスリード的な側面もあり漫画としても読んでいて面白かったですね。いい。結末が1話に描かれてるってのもその過程に想像が膨らませられていい演出。

 

構想:基本的に主人公の上杉風太郎視点で物語が進められるんだけど、時折ひとりひとりハーレム側の視点で物語が展開されるのが結構好みでした。それが少年バトル漫画の局地戦のような、物語が折り重なる群像劇のような面白みを生んでいて良かった。情報の操作とか、変装とか、それぞれしか知り得ない秘め事とかね。←これだけの情報読むとSPY×FAMILYなんだけど。なにこれ。

 

作画:神。ブッチギリ神作画なので2次創作する気が失せます。

なんてのは冗談で、漫画としての妙が活かされた演出に素直に感動しました。というのもヒロインは5つ子なんだけど、作中の(主人公含め)家族以外のみんなは5つ子を見分けられないんですね。でも読者は髪型や微妙な顔つきの違いという"作画的な意味で"個人を判別できる。逆に髪型を揃えてしまえば読者にも判断しづらくなるんですね(実際に作中にもある演出)。

すると普段は神視点で風太郎の行く末を眺められているのに、今度は風太郎と一緒に謎解きしてるみたいな気分になる。故に風太郎に感情移入しやすくなり、これからの展開にハラハラドキドキさせられる、というわけ。ここに読み応えを感じました。キャラを生かした漫画の使い方が本当に上手い。

そして魅せどころの描写が本当にずるい。ページをめくるとキッスですよキッス。いきなりキッス。食らうんよいきなりダメージを。この辺が漫画の楽しいとこですよね。ページをめくった後の衝撃展開。

 

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マガジン連載当時から情緒破壊されてるツイート集

 

風太郎:本作の主人公。ガリ弁。筆者の推し。確たる自分を持ってるところが素直にカッコいいなと思います。ぶっきらぼうで歯にもの着せぬ物言いをする彼だけど、ヒロインたちが揺り動かされて変わっていくきっかけになった言葉たちは押し付けがましくないんです。自分の信念を貫く姿を見せることでヒロインたちが変わっていく(初めは風太郎アンチばかりだった)だけ。やってみせ、言って聞かせて、させてみせ…というのは山本五十六の金言ですが、その言葉通りって感じですね。ヒロインたちとの関わりの中で彼が変わっていく(他人に興味を示すようになる)ところも見どころです。

 

一花:5つ子の長女。魔性のおねえさんかわいすぎる。こんな妹おねえさんほしい(?)。CV.がはなざーさんなのも想像するだけで鼻血がでます。

一花の物語はなかなかハードでしたね。

長女としての役割。家族を養う責任。作中ではその役割に縛られ自分のしたいことが思うようにできなくなり、姉妹を傷つけてしまうシーンもありました。苦労の人だったと思います。そんな彼女が風太郎に対し密かに好意を抱き、最後までその思いを悟らせず(?)、風太郎の背中を押すシーンはなかなかにクるものがありました。責任に追われた彼女が、自分勝手力を身につけて、最終的には自分の"風太郎の友人"という立ち位置の"役割"を選択するんですね。それが切ねえ。一花、おれの隣、空いてるぞ…

とはいえ作中では真っ先にやりたいことを見つけ、その目標に向かって頑張る姿をしっかりと見ていた風太郎。風太郎、お前が一花を支えてやれ…。

 

二乃:次女。超絶ガチ恋オタク製造機。ツンからのベタデレ(ベタベタにデレる)が嫌いな男は居ねぇだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ドン!!!!!!!!!何度彼女に情緒を破壊されたかわからない。

二乃の魅力って5つ子ゲームファイナルのときに風太郎が言ってるんですよね。強さ故の弱さ、弱さ故の愛情。たとえキッツイ毒を吐く二乃でも、芯があって愛ある行動には素直に感謝するし、不器用にも相手を認めたりする。特にそれが大切に思っている家族なら尚更。とりわけ父親との関係修復に一役買っていたのは彼女で、恐らくその大胆さと愛情がなければ、ここまでいい関係を築けていなかったでしょう。真っ直ぐで、でもちょっと不器用で、魅力的な人だと思います。

でもクラスに居たら絶対仲良くなれてないし眼中にされない気がする。かなしいね。

 

三玖:三女。あまりにもかわいいし応援したくなる。最後に結ばれるのは彼女だと思っていました。

三玖の物語が一番好きでした。彼女の物語のテーマは"成長"でしょう。5つ子の中でいちばんの落ちこぼれと自称する彼女が、風太郎や他の姉妹たちとの関わりの中で苦手な勉強を少しずつ克服し、やりたいことを見つけ、最後には自分のことをちょっぴり好きになれる。風太郎に選ばれなくても、そうして頑張ってきた時間を認めることができる自己肯定の物語です。選ばれなかった側の物語として、これ以上ないと思います。

故に結ばれて欲しかったです。ガチ恋って書くと軽薄だけど、本当に応援していたのは彼女ですもん、本当に。純粋で、透明な恋。三玖、おれの隣が…(以下略)

 

四葉:四女。花嫁。天真爛漫で誰とでも仲良くなれる元気いっぱいガール。同じクラスメイトだったら流石に苗字くらいは覚えてくれそう。

フータロー肯定派で一連のイベントにおいてサポート役を買って出ていた四葉。実は風太郎に対してバカでか感情をこさえていたヒロインでしたね。そしてそれを誰にも悟られず(五月を除く)墓場まで持っていこうとしていたもんだからタチが悪い。作中後半、その事実が明かされたときは愕然としました。報われて欲しいすぎるだろうが。

四葉は過去に囚われていたのかな。幼き日の風太郎との約束を守れなかったこと。転校を余儀なくされ、姉妹を巻き込んでしまったこと。これらに対する負い目が消えず、ただひたすらに家族が、風太郎が、幸せになって欲しいと願っていた。そして、そこに自分の姿はなかった。

しかし姉妹はそれを許さなかった。選ばれたのが四葉だからではなく、等しく姉妹は幸せになるべきだと全員が思っていた。風太郎と心が通じたあと、それら姉妹の物語が描かれていたのはとてもありがたいものでした。

そして風太郎。5つ子の中から彼女を選んだときは「えっ!!?!?!?」と思いましたが、これらは演出と描写の妙でしょう。思っているよりも風太郎は四葉のことを気にかけ、そして同時に救われていたのかもしれませんね。

そういえば、最後まで四葉は"あのとき京都で出会っていたのは私だ"ということは公言していませんでしたね。それはプロローグ後に語られるものとして、風太郎と四葉で好きなシーンがあります。それは文化祭最終日に、彼女たちそれぞれの部屋で風太郎を待っている話。風太郎は彼女に「待たせたな」って言うんですね。

これ、どちらかといえば待ってるのは風太郎であるはずなのに「待たせたな」って言うんです。どうもこのシーン、風太郎が過去に四葉に会っていたことを自覚したうえで、"5年越しの約束を守ってやってきたぞ"と言わんばかりに思えてしまって仕方ないんです。零奈に大事なのは今だろなんて言っておきながら。それがめちゃめちゃかっこいいんだよ。なんだよお前は。優しいかよ。白馬の王子様かよ。おれの隣に来るんじゃねぇ!!!

 

五月:五女。不器用で大食いのメイン(?)ヒロイン。人間付き合い下手そうでかわいい。←失礼

五月の物語もかなり好きです。作中では唯一(?)風太郎に抱く感情が恋心ではない(と解釈しているの)ですが、そこには"先生"と"生徒"から導かれた確たる"信頼"が描かれていましたね。最終的に"先生"を志すこととなった彼女の"憧れ"と公言していた五月。風太郎からみれば問題児だったかもしれませんが、その分彼は「人にものを教える難しさ」や「人間関係の築きかた、仲直りの仕方」など、逆に学ぶことが多かったのではないかと思います。それ故にかなり歪で対等な、いい関係性になったのだと顛末を読んでいて思いました。ラブコメでラブにならない関係性、かなり好きなんだよな。

 

所感:ハーレム系ラブコメの見どころって、"誰が選ばれたか"よりも"選ばれなかった方はどうなったか"という顛末が大事だと個人的には思うんです。納得して祝福するのか、逆に異を唱えるのか。どう受け止めてどう乗り越えたか。"家族"としての側面が強い本作で、その点がキチンと描かれていたのが何よりも良かったと思います。本当の親父の話はよく分からんかったけど。

人間の成長って見てて楽しいよね〜。

 

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描いた。情緒振り回された2人。

 

 

2023.08.16