ハイパーシコシコ自分語りうどん部

†お会計時に渡されるクーポン券は食器返却のときそのまま捨てがち†

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第5話 感想

 

 

 

 

 

 

うう……

 

 

 

 

 

 

 

 

あああ………

 

 

 

 

 

 

 

ふたりのキモチ*1じゃん…………

 

 

 

 

 

 

素直になれない親友の背中を押す…

 

 

 

 

 

そんなんふたりのキモチ*2以外ないじゃん……

 

 

 

 

 

本当はやってみたいんじゃん…?

 

 

 

 

でもそんな気持ちに蓋をするじゃん…?

 

 

 

 

それってふたりのキモチ*3じゃん……

 

 

 

 

素直になれない親友の為に自分から手を引いてゆくじゃん……

 

 

  

 

でも「えっいや自分が遊びたいだけだよ?」みたいな顔して願い叶えるじゃん……

 

 

 

 

でも最後にはちゃんと自分がどうしてほしいか伝えるじゃん…

 

 

 

 

ふたりのキモチ*4じゃん………

 

 

 

 

やっぱりふたりのキモチ*5じゃん……… 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てぇてぇ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。

 

 

 

 

 

 

あまり別作品ばかり出すのもアレなんで、まじめに感想書きますね。

 

bladebreakjohn.hatenablog.com

 

 

「自分の見せ方が他人に依存する」という類の人間がかなり好き。「周りに合わせて自分の本心が見えない」とか「本当の私って、何者なの?」みたいに思い悩むやつ。虹だとしずくちゃんと果林ちゃんに該当するのかな??アニメでそういうテーマ引っ張ってこられるまで死ねない。

ナナチキくん / ぶれぶれ青春白書 2020.05.22

 

 

とかく「やりたいこと」は「やらなくちゃいけないこと」よりも後回しにされがちだと思うんです。

 

たとえば私は沼津が好きです。常日頃から沼津に行って遊びたいと思っています。

しかし、平日は仕事をしなければなりません。休日2日で行くには時間が足りなすぎます。沼津まではおよそ600km離れているので、移動時間もかかります。すると疲れます。宿を取る場合手間がかかります。お金もかかります。

 

パッと思いついただけでも、やりたいという気持ちひとつに、これだけのやれない”理由”を並べることができます。

 

それ故「やりたい」という純粋な気持ちそのものは尊い

ラブライブ!2期8話「私の望み」しかり、ラブライブ!サンシャイン!!1期4話「ふたりのキモチ」しかり、「周りの”環境”を気にして気持ちを塞いでしまった子」が「素直になる」という物語は、清く、美しい。

そこに他者の意思が介在するならば、なおのことだと思うのです。

  

 

 

 

…話がそれました。

 

 

 

たぶん、生きてゆく中で我々は、「やりたいこと」「やらなくちゃいけないこと」を天秤にかけて、自然とどちらかを選択して生きているのだと思います。

 

果林ちゃんはそんな「やらなくちゃいけないこと」に囚われてしまっていました。

モデルのお仕事があるから。

スクールアイドルをする時間はないから。

読者モデルとして「クールでカッコいい」というイメージがあるから。

 

できない理由を雄弁に語る彼女の心境を思うと胸が詰まりますが、裏を返せば、それだけ真摯に自分の「やらなくちゃいけないこと」に取り組んでいる証拠。

「トップを取るわ」という宣言のとおり、”周囲の環境”そのものが彼女をさらに上の存在に押し上げていることは間違いないのでしょう。

 

しかし”周囲の環境”というものは、人を後押しする追い風にも、捉えて動けなくする向かい風にもなりえます。

 

そんな彼女の背中を後押ししたのが、エマちゃんでした。

スクールアイドルを「やりたい」という気持ちひとつで、はるばるスイスから日本まで来たバイタリティの持ち主です。人一倍「やりたい」という気持ちを大切にしていることでしょう。

それが大好きなスクールアイドルなら、なおさらのこと。

 

アンケート用紙に書かれた「友達と一緒に遊びたい」という願いを「自分の願いとして」叶えた彼女。

そこには「困ったとき助けてくれた」「お互い頑張りましょ」と言ってくれた以上に、親友の「やりたい」を応援したいという気持ちがあったはずです。

 

 

そもそも笑顔にしたいって願いがヨォ…うぅ……

 

だからてぇてぇのよなぁ…

 

  

果林ちゃんが抱える問題は、なにも作中だけのものではないでしょう。

 

やりたいことがある。でもちょっとだけ踏み出せない。勇気が出ない。

ふと気がつくと、環境のせいにして後回しにしてしまう。逃げてしまう。

 

それは悪いことではありません。

沼津に行きたくても行けない私も同じです。

 

それでも、ちょっとでもやりたいという気持ちのハードルを下げられたなら。

踏み出しやすい気づきが得られたのなら。

 

もっと生きやすくなると思いませんか?

もっと人生が楽しくなると思いませんか??

 

 

それ故「やりたいと思ったときから、きっともう始まっていると思う」という言葉には、涙をこらえることができませんでした。

めっちゃ泣いた。めっちゃてぇてぇ。

 

 

 

ラブライブ!の「自分の心に素直になる」と言うテーマ、一番好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…そしてなんやかんやあって、いろいろ考えた結果、最終的にこう思ったのです。

 

 

 

 

 

やっぱりこの話…

 

 

 

 

 

 

ふたりのキモチじゃん…

 

 

 

 

と…

 

 

f:id:bladebreakjohn:20201107191146j:image

 

 

ぶれぶれのジョニー

(((((( c(・ω・()・ω・)っ)))))

2020.11.07

 

*1:ラブライブ!サンシャイン!!1期4話のサブタイトル。スクールアイドルに強い憧れを抱きながらも、スクールアイドルを嫌う姉、ダイヤのことを想い新たな一歩を踏み出せずにいるルビィの手を、親友である花丸が引いてゆくお話。

*2:ラブライブ!サンシャイン!!1期4話のサブタイトル。筆者が一番好きなお話。筆者がルビィ推しになったのはこの話が原因と言っても過言ではない。ルビィのために一歩を踏み出す花丸も尊ければ、そんな気持ちを見透かして手を取り返すルビィも尊い

*3:ラブライブ!サンシャイン!!1期4話のサブタイトル。話の中で千歌ちゃんが放った「できるかどうかじゃない、やりたいかどうかだよ!」というセリフは全人類の行動指針。この言葉により行動したことで後悔したことはない(当社比)。むしろ後悔しないように動けるようになったということが大きい。あとちょっと足りない勇気を補ってくれる”救い”。

*4:ラブライブ!サンシャイン!!1期4話のサブタイトル。千歌ちゃんが”救い”を放つときに流れている劇伴「一緒に始めよう!」は、筆者が一番好きなやつ。この劇伴が流れるときは決まって2人以上の人が関わり合っているため、そんなキャラクターの気持ちを代弁するかのようでとても好き。どことなく雨上がりの景色を思い浮かべてしまうのは2期5話の影響が大きい。とても晴れやかな気持ちになる音楽。

*5:ラブライブ!サンシャイン!!1期4話のサブタイトル。キモチは”気持ち”ではなく”キモチ”。誤字ると信仰団体から吊るし上げられるため取り扱いには最新の注意が払われる。筆者はよく誤字る。